Dhaos' Castle

00:43 

"Маленькая надежда", скрипт

Ay_16r
Поймать и откмофортить. Насильно.
Давно пора почистить это сообщество и превратить его в мою техническую открытую свалку. Займусь через месяц, а пока выложу здесь часть скрипта, раз уж дримвайт упал.

p06 (TOX Fan's Bible 119)
さまざまな確執を抱えた者同士でありながら、高邁な理想とやらのもとで剣を掲げ合う彼らの姿は、ある種非常に合理的でもあり、執念と呼べるほどに禁欲的だった。その一方で、誰よりもともにありたいと願っているつもりなのに、自分は席を並べることを許されない。ニルスは空しさを募らせ、それでもなおもがき統けていた。


❖小さな希望
ひとりの少女に出会ったのは、そんな折だった。研究所には日々新しい子供たちが送られてくるから、新顔に行き会うのは珍しいことではない。しかしその少女の面差しは、不思議とニルスの心に留まった。物静かで利発そうな、ゆるい巻き毛の美貌の少女。しかし心を引くのはその愛らしさよりも、寂しそうに目を細める、独特の表情だった。ほかの子供たちからは少し距離を置かれているらしい。
初めは、ここに来て日が浅いからだと思ったが、しばらく経ってもそうした様子が改善される気配はなかった。博士たちに聞いたところによると、少女は増霊極(ブースター)に驚異的な適性を持っていて、テストでもずば抜けた数値を叩き出している。だがそれゆえに子供たちから妬まれ、速巻きにされることも少なくないのだという。
二ルスは我知らず、少女に声をかけていた。
「あ......『ヒケンタイイチゴー』の人......ですか?」
少女が驚いたように返亊をする。
被験体一号。リインのことだ。なるほと、確かに、ニルスの金髪は、増霊極(ブースター)の副作用でマナが暴走しているときのリインと似ていなくもな。華奢なリインと長身のニルスとでは、背格好はそれなりに違って見えるはずだが、普段から親しくするでもない限りは、成人した男など子供にとっては可じようなものなのだろう。
とうかな。説明するのも面倒で、ニルスは適当こ肯定しておいた。本当だったら自分には「被験体ニ号」とか何とか、そんな肩書きが与えられていたかもしれないのだ。丸きり虚という訳でもあるまい。
「......みんな向こうに行っちゃいました。こっち来んなって。ネクラがうつるって。.......わたし、駄目な子なんです」
室内着の裾を折っては戻し、伸ばしてはまた折って、少女はそう告げる。綺麗に折り目をつけることができたら、明日こそきっと仲間の輪に入れるのだと、まじないでもかけるかのように。
「どうしたらみんなと仲よくなれますか?」
------君が悪いんじゃない、この世界の何もかも、大人たちの勝手な都合で作られたものなんだ。喉元までそう出かかって、言葉を吞み込んだ。彼女たちは行く宛をなくして、この施設で暮らす「権利」と、そして「義務」とを得た人間だ。今いる場所で「う まくやって」いけるほうがいいに決まっている。
自分だって、そうありたいと思ったのだ。
「難しいよね。自分の気持ちを伝えるのって」
「……はぃ」
「言葉にするのが難しければ、とんな方法でもいいと思うんだ。笑顔でも、手をつなぐことでも」
「口で言えなくても?」
「面と向かって話すのって、勇気がいるだろう?そういうときは、何かの力を借りてもいいと思う。それだって君の気持ちに違いはないんだから」
ニルスはそう言って、少女が持つ珍妙なぬいぐるみを手に取った。こんにちは、ぼく、きみがだいすきさ!あたかもその人形に話しているかのように、くねくねと動かして。
あはは、すごーい!満面の笑み。
それからしばらく、ニルスは会うたびに少女と話をした。ぬいぐるみを模した増霊極(ブースター)は、彼女の心を代弁するかのように饒舌に語るようになり、少女のよき相棒となってゆく。

「ここのところ、特定の被験体と接触しているようだが」
リインが出し抜けに問うた。
「.......何ということもないんだ。ほかの子たちとあんまり馴染めていないようだったから、気になって」
リインが副作用に苦しんでいる傍で、呑気に構えているとでも思われただろうか。ニルスは言葉を濁す。
たかが子供の社会、しかもみなが心に傷を負っているはずのこんな特殊な環境でさえ、人間関係とはかようにも複雑で、とこまでもしがらみがつきまとう。少しでもいたわってやりたいと考えるのは当然のことと思いたい......。
「実験に支障をきたすとも限らん。今後は控えてもらう」
「余計なことをしたのは謝る。でもそういう言い方はないだろう。第一ずっとひとりぼっちだったのに、誰もフォローしてやらなかったじやないか」
「大人が特定の子供に肩入れしては逆効果だろう。いらぬ問題を引き起こすだけだ」
「でもリイン。傷ついた心が癒えるには、まず受け止められる場所が必要なんじゃないか?あの子たちは、ここに来るような、悲しい事情を抱えた子たちばかりじゃないのか?実験にばかり追い立てて、不安や恐れを放っておいて、それじゃ枯れた土に種を蒔くようなものだ。実りを得るには、あふれるほどの水が必要なはずだ」
「過ぎた水は根を腐らせる。必要以上に子供扱いせずとも、自分なりに生き方を模索する」
「違う!豊かな水は草木を大きく育てて根に己をたたえさせ、あとに生まれ出る植物たちのために糧を育むんだ!」
冷淡に努めるリインの言葉尻を逃がさぬよう、ニルスは食らいついた。
ずつと言いたかった思いがあふれ出る。
お前はガィアスと歩むようになって、刃のように研ぎ澄まされていった。でもそうやって自分を追い詰めて、お前を慕う者たちまで遠ざけようとする。

@темы: Tales of Xillia, script

   

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